父親である博士から超人力を授けられた少女と同じく能力を高められた犬、アレキサンダー。
7年の潜伏期間を経て、再び彼女達を追う組織との攻防の中で目覚めていく自我。
戦いの果てにあるものは。

偏りすぎた読書傾向ゆえ、新しい作家さんになかなか手を出せない悪癖のため、初恩田作品です。
読み始めてからいくつかのレビューを読んでしまいまして(笑)
結末に対してのご不満がちらほら。
それってどんな結末なのかと思ったら、なるほど(苦笑)
でも個人的にはこういう結末は嫌いではないです。結末は(^^;)

完全に私の趣向や期待に添った(または反した)文章ならともかく、読み手に想像させる部分を残した話もいいと思うのです。
SFやホラーの香りのある作品で、あまりにも具体的に結末つけられると逆に興醒めすることありませんか?
日常的すぎるオチはちょっとなあ・・・
もちろん、いくらそういうジャンルだからって非日常的すぎるのも問題なんだけど。
どっちにしろバランスの問題かしら。

そんなわけで結末はいいのですが中途が・・・。
「この設定、好きなのに。もちっと掘ってほしいなあ」
という感じでございました。

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